富山 カニ 販売 /射水市新湊の安いお店

富山 カニ 販売 /蟹販売所

富山湾内産の蟹はカニミソが甘く、「内海の蟹」と特別な呼び名があるほど。

焼いた蟹身をカニミソに絡めた「カニミソ丼」や、カニミソとパスタを絡めたランチなどが、地元のお店で食べられます。

富山県のカニを販売しているところは、射水市、魚津市、黒部市が特に有名です。

富山のカニの時期は9月~12月

富山では、全部で6種類のカニが捕れますが、これらのカニが全て取れる(漁期が解禁になる)のは、11月6日からの1ヶ月間です。

カニの種類 漁の解禁
本ズワイガニ雄 11月6日~翌年3月20日の4.5カ月間
香箱ガニ(本ズワイガニの雌) 11月6日~翌年1月10日の2ヶ月間
紅ズワイガニ雄 9月1日~翌年5月30日の9カ月間
毛ガニ 富山湾では秋~冬が旬
ワタリガニ(ガザミ) 夏~秋が旬(通年獲れますが冬季は冬眠)
モクズガニ(川蟹) 10月1日~翌年4月30日の7カ月間

富山のカニで特に有名なのは、「紅ずわい蟹」です。

紅ずわい蟹という名前なので赤いのはもちろんですが、目利きとしては少し薄い色の方が美味しいです。

これは、豊富なえさで育ったカニの特徴で、気温が下がるにつれて、脂がのって甘みも増していきます。

9月から5月まで食べられますが、特に美味しいのは9月から12月までです。

11月6日~1ヶ月は、混み合うので現地に食べにいくのであれば、宿泊先は早めに押さえておきましょう。

富山 カニ 販売 /新湊(射水市)のカニ販売

富山県の新湊漁港は県内でも有数の漁場で、水揚げされる魚種も漁獲も多く、カニ漁が解禁される9月から5月末まではカニの水揚げが毎日のようにあります。

漁場が非常に近い新湊漁港では、通常の魚市場で行われている早朝のセリ市だけでなく、13時から行われるお昼のセリ市有名です。

その日にとれた新鮮なカニがお昼過ぎには手に入るという、他の産地とは比べ物にならないほどの鮮度なのは非常に魅力的です。

路面電車・万葉線でのアクセスも可能で、新湊漁協の昼セリなどのカニ販売イベントもあります。

射水市の新湊漁港周辺の、有名なカニ販売スポットは4つあります。

新湊きっときと市場(射水市海王町)

住所 富山県射水市海王町1番地
電話番号 0766-84-1233
定休日 年中無休
営業時間 9:00~17:00

市場内の、新湊鮮魚センターにて販売されている蟹味噌をあえて食べる紅ズワイガニが名物です。

一匹たったの1,000円とコスパも抜群です。

紅ズワイガニが食べられる時期は、9月~5月となっています。(6~8月は禁漁期)

カニ汁と白えび(ヒラタエビ・ベッコウエビ)も非常に人気があります。

白えびは日本沿岸の深海で取れるエビで、「富山県のさかな」に指定されている、富山の名産。

現地での読み方は「シロエビ」で、富山以外だとヒラタエビとかベッコウエビとか呼ばれています。

4月から夏場にかけてが旬で、油と相性が良く、天丼や白エビバーガーが人気です。

通常なら早朝に行われるセリは観光客は見学不可ですが、お昼13時から13時30分までの「昼セリ」は、観光客向けです。

昼からのんびりいけるので、早起きの必要がない点が嬉しいですが、要予約です。

枠が空いて入れば直前の予約でも見学できるそうですが、当日11時頃受付に行ったら、すでに予約でいっぱいでした。

バスツアーの予約と重なることも多いため、前日までに予約をしておきましょう。

受付:昼セリ見学の受付を行っているインフォメーションは「新湊きっときと市場」内にあります。

  1. 12:30 新湊きっときと市場(徒歩約10分)

  2. 13:00 昼セリ見学(約30分)

  3. 13:30 解散

新湊きっときと市場の食事

食事は、きっときと市場内の「浜焼き 浜風」か「きっときと亭」がおすすめです。

浜焼き 浜風

住所 富山県射水市海王町1番地 きっときと市場内
電話番号 090-2838-5078
定休日

一番人気は、「う!まいエビ」と牡蠣寿司。

季節により紅ズワイガニが焼き物メニューに出ます。

きっときと亭

春~秋は白えび、冬は紅ズワイガニ・寒ブリメニューが好評。

冬限定になりますが、人気の白えびとベニズワイガニを同時に食べられる「新湊紅白丼」がおすすめです。

新湊漁港のカニ小屋 高志(こし)

住所 富山県射水市八幡町1丁目1100
電話番号 0766-84-8051

きっときと市場の斜め向かいにカニ小屋があります。

2名1組というシバリがありますが、2,500円で昼セリ見学と、「高志の紅ガニ」(富山ブランドの紅ズワイガニ)一杯がついているプランがあります。

紅ズワイガニ(1,800円相当)+きっときっと市場で使えるお食事券(500円)+見学料で2,500円です。

ツアーっぽい感じで昼セリ見たいという人におすすめです。

カモン 新湊ショッピングセンター

住所 射水市本町3-12-28
電話番号 0766-84-9800
定休日 1月1日のみ
営業時間 10:00~20:00(※季節により変動あり)

万葉線の新町口駅から徒歩圏内で、きっときと市場からも車ですぐです。

一見すると、昭和の薫り満載の地元のさびれたスーパーですが、生きたカニが無造作に並んでて、スーパーというより魚市場と言っても良いかもしれません。

地元の人がリピート利用していることから、品質はかなり高く、特にベニズワイガニが800円程度で購入できて、近隣の市場よりも低価格なのが魅力的です。

観光で行くと、華々しさに欠けるという声もあり、タイミング次第で売り切れもあるので、過度な期待は禁物ですが、自宅や贈答先への配送も可能なので覗いてみて損はありません。

魚屋 伍右衛門(射水市立町)

住所 射水市立町8-13
電話番号 0766-82-2091
定休日 日曜日
営業時間 10:00~18:00

万葉線の新町口駅ちかく(200mくらい)にある「かに」の旗と白い建物に「伍右衛門」の文字が目印の鮮魚店です。

きっときと市場から西に約2km、車で2分の場所にあります。

富山湾でとれたてのべにずわいがにを小売で700円 ~ 3,000円で販売しており、まとめ買いすると、更に安くなります。

ゆでガニは、少々高くなりますが、1杯1,000円~3,000円程度で、通販だと、2杯6,000円~で購入できます。

新湊のきっときと市場は、伍右衛門より約30%くらい高いという印象で、1,000円以下のカニは見かけません。

きっときと市場だと、観光バスがバンバン入ってくる観光客相手ということで少々お高めになっているので、コスパ重視ならここで買うのがおすすめです。

基本的には持ち帰り・お取り寄せのお店ですが、どうしても店頭で食べたい場合はお店の前に簡単なテーブルを置いて食べることもできます。

ただレストラン形式ではないので、簡易的にその場で「食べる」感じになります。

店内はこじんまりとしていて、大きな水槽と、手前と奥の壁にショーケースがあります。

新湊の昼セリが13時~13時30分までなので、14時くらいに店頭に当日のカニが並びますが、安いカニは早く売れてしまうので入荷後早めに訪れた方が良いです。

安吉水産 (射水市港町)

住所 富山県射水市港町18-5
電話番号 0766-84-3668
定休日 9月~5月までは休みなし
営業時間 9:00~16:00

ベニズワイガニを1,000円くらいで購入できる直売店です。

紅ズワイガニ、ずわいがにのほか、ホタルイカ、白えびなどを扱っています。

安吉水産は、場所がわかりにくいですが安定してこの値段なのが特徴。

紅ズワイガニは、漁港のそばで買うほど高いのですが、安吉水産が安い理由は、直売店だから。

地元の人もよく利用するそうです。

なお、安吉水産は、ふるさと納税にカニを提供していますのでお取り寄せも可能です。

富山 カニ 販売 /魚津市のカニ販売店舗

魚津市は、国の登録記念物に指定されている蜃気楼が有名です。

2月には、魚津かにの陣というかに販売イベントが毎年開催されてます。

海の駅 蜃気楼(魚津市村木定坊割)

住所 魚津市村木定坊割2500-2
電話番号 0765-24-4301
定休日 <毎月第2水曜日(5月、8月、12月は無休)/td>
営業時間 午前9時~午後6時まで

蜃気楼の場所は、電鉄魚津の魚津駅から、車で5分。

蜃気楼の魚津朝市開催は、毎月、第二、第四日曜で、朝7時~10時の時間帯がおすすめです。

また、毎年2月の第一日曜日には、カニの大型イベントである「魚津かにの陣」が開催されて、魚津市内の全カニ卸問屋(9社)が集まって、カニの卸売やカニ鍋、浜鍋などをおこないます。

8時~14時ごろまで開催で、カニがなくなり次第終了です。

蜃気楼の魚津の朝市では、その場で食べられる朝市定食も有名です。

焼きたての魚に、大量鍋、ご飯で700円の朝市定食は、ぜひ食べたいところ。

大量鍋にはカニ以外に甘エビやすり身団子が入っています。

カニの時期は、紅ずわい蟹が器から盛大にはみ出すほど。

クイズに当たるとカニがタダで食べられるサービスも実施しています。

Facebookを読んで、クイズに答えて当たるとタダに、当たらなくても100円引きになるので、要チェックです。

富山 カニ 販売 /黒部市のカニ販売店舗

地元のくろべ漁協では、現地で「あかがん」と呼ばれる紅ズワイガニが水揚げされています。

魚の駅 生地

住所 富山県黒部市生地中区265
電話番号 0765-57-0192
定休日 元旦のみ
営業時間 9:00~18:00

黒部地区は急深な海底の地形からごく近い沿岸で様々な漁業を周年操業できることから古くから漁業が栄えてきましたが、近年の消費流通の主導権を握っている量販店の台頭は、「少量多品種」である黒部地区漁業の発展を阻んできました。

そこで、漁業者がみずから魚や漁業の情報を発信し、「もっともっと魚を食べてもらいたい!」という一念で作られたのが、平成16年10月にオープンした魚の駅「生地」です。

生地の直売所は、黒部駅の北にあり、できたて館(食事処)、とれたて館(鮮魚売り場)に分かれています。

地元では「アカガン」と呼ばれる紅ズワイガニを扱っており、「バラ身」「棒身」「かにみそ」の販売があります。

カニの入荷情報は、公式サイトのブログで公開されていますが、紅ずわいがにが、一杯700円~1,200円です。

富山 カニ 販売 /朝日町のカニ販売店舗

大徳漁業(高志の紅カニ 直売所)

住所 朝日町宮崎80-1(越中宮崎駅すぐそば)
電話番号 0765-83-1900
定休日 不定休(1/1~4は休み)
※6月~8月は禁漁期間
営業時間 8:00~売り切れ次第終了

越中宮崎駅近くの国道8号線沿いにある『大徳漁業』は、新鮮な紅ズワイガニを直売しており、県内外からカニ好きが訪れるお店です。

お店のすぐそばには、宮崎のヒスイ海岸が広がり、美しい景色を眺めつつ、富山の海の幸を堪能できます。

旨みが損なわれないように、冷凍したカニをつかっていないので、その日に船でとれた分だけというこだわりです。

実は宮崎漁港ではセリをやっていないので、そのままお店へ運ばれて、通常より新鮮な状態のカニを手に入れることができます。

このちょっとした時間で、カニの旨さが大きく違ってきます。

実際に食べたらわかりますが、肉厚のプリっとした身で、つるっとした感じも鮮度の良さを感じさせます。

大徳漁業では釜ゆでしたカニ姿のほかに、身抜きも販売されており、カニ味噌もおすすめです。

富山 カニ 販売 /通販

ハリタ冷蔵

ハリタ冷蔵は、創業100年の富山の老舗魚卸問屋です。

漁港の購買権を持っているので、紅ズワイガニの目利きのプロが直接目で見て確認した上で仕入れを行っており、品質は最高級です。

更に、仕入れた紅ズワイガニはすぐにボイルし、旨味をとじこめています。

ボイルの塩加減は長年の経験から紅ズワイガニが最も美味しい状態になるよう管理されており、美味しく食べられます。

また、冷凍ではなく、チルド発送しているのもポイントです。

カニ通販の多くは冷凍品ですが、冷凍品はどうしても解凍時に旨味が逃げてしまい、特に紅ズワイガニは水っぽくなってしまう特性があります。

ハリタ冷蔵では、チルド発送していますので、到着後すぐに甘みと旨味が最高の状態で食べられます。

ただし、賞味期限は3日と短く設定されているので、到着後は早めに食べましょう。

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